アルミニウム+アルマイト処理を加え、軽量ながらFEM（有限要素法）解析により十分な強度、耐久性を確保した専用設計クラッチカバー。特殊ダイヤフラムスプリングがもたらす確実な圧着力とフライホイールと結合される9本のコネクティングシャフトが更なる信頼性を提供します。

耐久性と軽量化を徹底的に追及したプレッシャープレート。冷却効果と摩擦面のセグメント化を図るため、摩擦面にスリットを設け、当たりを均一化することにより安定性を向上させました。
一部型式にSE機構を採用しています。
■SE機構（Smart Engage System）
プレッシャープレートにクッショニング機構を採用することで、半クラッチ領域を大幅に拡大しました。
強化クラッチ特有の乗りにくさを解消し、スムーズな半クラッチが可能となります。
※Light Clutchには、クラッチディスクにクッショニング機構が入っているため、SE機構はありませんが、十分な半クラッチ領域を保有しています。

摩擦面にスリットを設けたミッドプレートを採用。冷却効果と摩擦面のセグメント化により、当たりの均一化を実現し、安定したトルク伝達に貢献します。

エンジンレスポンスの向上を実現する、クロモリ鋼採用の軽量フライホイール。9本のコネクティングシャフトでカバーと結合され、急激なトルク変化によるディスク類への負荷を分散させ、各部の変形を抑制し、安定性を向上させます。